接触と共にプロテクターがもげてしまい露わな姿になってしまいました。正面から見ても凹みの大きさや潰れ方がよく分かると思います。
かなり修理はやりにくく 取替が通常です。
しかし 実費修理という事で 中古ドアも探しましたがいいのが無く
板金する事となりました。
本来プロテクターが付いている場所が大きく凹んでいるので
そのプロテクターを付けるとほぼ凹んでいるのは分からないのですが
直す事になりました。
このようなヘコミ方をしているパネルには一部を修正機で引っ張りながらその周辺を板金する方法を取ります。
スライドドアを引っ張り出す際の注意点なんですが このドアの取り付け箇所は 3か所です。
ステップとルーフとリヤフェンダーに取り付けてあるスライドレール部分です。
引っ張る場所を間違えるとスライドドア自体がよじれて別な歪が出る可能性が有ります。
このような作業はドアを開けた状態で作業しますので室内にホコリやパテこが入らないように
しっかり養生していきます。
簡単に修理をしてるように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが けっこう大変です^^;
仕事は全て大変ですが^^;
鈑金塗装の板金という仕事は 実は持って生まれたセンスが必要であると常々思っています。
引っ張り出す力加減も クランプを掴む場所も 全てセンスです。
引き出す場所も力加減も誤ると パネルが潰れます!!
ネジを閉めるのも取り付けるのも センスです。
ボルトを取り付けるのに すごく時間のかかる人もいれば スッとできる人 センスです。
そこからは努力と経験でしょうか。
しかし 塗装は違います。熟練です。年数を掛け同じ作業を繰り返す事で
上手になってきます。調色をする事は若干の頭の賢さでの 差は出ますが そのあとはその人の作業の到達点を
どの位置に置くのか!だと思っています。
鈑金する上で表面のパネルは平面が多いのでやり易い場合も多いのですが
やりにくいのは裏側のパネルです。
基本的に裏側は袋状になっている場合が多く パテ研ぎもし難い為大変です。
さて パテ修正をしていきますが塗装の範囲は穴が開いているところまでになります。
プロテクターで隠れるとはいえ歪は綺麗に取っていきます。
お客様にも 一連の修理画像を全てお見せし どのような作業をしているのか 見えない部分になるとはいえ
歪が無い事 塗装の色も奇麗に合っていること など 確認して頂きました。
スライドドアの穴が開いている下からを塗装しました。
違和感なく塗装が出来ていることが分かります。
ご説明をさせて頂く事で きっと安心して貰えたのではと思っています。
プロテクターを付けると板金し塗装した場所が分からないのですが
完成後 お客様にご納車させて頂きました。
お車を大事にされているからこそ見えない部分も直す。
後から錆が出たり風切り音が出たりということもありません。
今回の使用部品にはプロテクターの裏部分のパーツ代と板金塗装の工賃で ¥50,000-円税込みです。
もし交換すると新品で総額 約15万円くらいはします。
スライドドア板金塗装 プロテクターパーツなど ¥50,000-から。
作業日数 約4日間
(無料代車もご用意 要予約)
毎月多くの新規のお客様にご来店頂いております。お気軽に
お越しくださいね。誠実で丁寧な接客を心掛けています。
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